「STEP4」では、「取引時間」や「トレンドライン」など、相場の読み方や分析に必要な用語について解説します。
トレードルールの作り方
FXで安定した勝率を上げるためには、「トレードルール」が重要です。ここでは、損切りのやり方や破産の回避方法といったトレンドルールについて見ていきましょう。
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損切りのやり方
持っている通貨を売って損失を確定することを、「損切り」といいます。
「損失額は自己資金の2%まで」「購入時よりマイナス5%下がったら」というように、損切りラインを事前に決めておきましょう。損失額が少ないうちに見切りをつけることで、損失額を最小限に抑えられます。
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複利運用について
「複利運用」とは、取引で得た利益をさらに投資にまわして少しずつ証拠金を増やしていくことです。
手持ちの資金が雪だるまのように増え、さらに利息もプラスされるので、長期でトレードをする方におすすめします。
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破産の回避方法
損失を取り戻すために通貨を買い足す「ナンピン買い」、ハイレバレッジの取引をするなど、FXの仕組みを理解しきれないままトレードするのは破産の原因となります。
まずは資金管理を徹底し、決めた損切りのタイミングは必ず守りましょう。
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エントリー方法とやり方
通貨を新規で売買することをFXでは、「エントリー」と言います。
一番多いエントリーのタイミングが、長期の移動平均線が短期の移動平均線を上へと突き抜ける「ゴールデンクロス」。分析手法の中で一番有名で、視覚的にわかりやすい買いのシグナルです。
メンタルの管理方法
ここでは、FXを続けていく上で重要になる「メンタルコントロール」や「上手な負け方」といったメンタルの管理方法について解説します。
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メンタルコントロール
FXにおいて、メンタルコントロールも重要なテクニックのひとつ。
儲けたい欲求や損切りをする不安など様々な感情に振り回されると、正しい売買の判断ができなくなります。
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上手な負け方
FXは、勝ち方だけではなく上手な負け方を知ることも大切です。
損失を確定したら、売買した通貨やその時の気持ちなどを日記につけましょう。
投資理論
ここでは、FXとギャンブルの違いや投資の勉強におすすめの本などを紹介します。
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FXとギャンブルの違い
正直、FXとギャンブルに明確な違いはありません。為替レートの値動きを利用し通貨を交換して利益を得るFXを、ギャンブルだと考える人もいて意見は様々です。
ギャンブルにならないためには、チャートの読み方や利益確定、損切りラインをきちんと見極めましょう。
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FXの勝ち方
FXにおける勝ち方のコツは、「最初に決めた通貨ペア以外は取引しない」「保有している通貨の損失がマイナス200円まで下がったら決済する」といった自分のトレードスタイルを徹底すること。
これは、勝率が高いトレーダーたちの共通点です。
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FXで負ける理由
FXで負ける理由として一番多いのが、「ルールを守れない」こと。
損切りラインを明確にする、通貨の保有期間を決めておくなどのルールを徹底的に守りましょう。ルールを守ることで自分の資金を維持でき、安定して利益を上げられるようにります。
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投資のおすすめ本
FXの基本的な用語をイラスト付きで解説している『いちばんカンタン!FXの超入門書』や、少ない資金で稼ぐコツを学べる『1万円からはじめるFX超入門』などがおすすめです。
多くの投資家が投資を始めるきっかけとなっている、ロバート・キヨサキ著書の『金持ち父さん、貧乏父さん』も読んでみてください。
まとめ
今回はSTEP4として「勝つためのトレード理論」について詳しく紹介してきました。
FXではもちろん「勝つこと」が重要ですが、それと同じくらい重要なのが「負け方」です。自分なりの勝ち方や負け方をしっかり学んでうまいトレーダーになりましょう。
次のSTEPでは「トレードのスタイル」についてまとめていますので、続いてそちらをチェックしていきましょう。
>>STEP5「トレードのスタイル」へ続く