野村証券の外国為替証拠金引の特徴と評判とは?
野村證券のFXサービスの評判が気にならないでしょうか?
実は野村證券のFXサービスは大手の金融機関であるが故のメリットとデメリットがあります。このコンテンツでは国内最大の証券会社である野村證券のFXサービスの評判と特徴についてまとめています。
野村證券のFXサービスの評判やスプレッド単価が気になる方には特に参考になる内容となっております。
目次
国内最大の野村證券のFX部門の特徴
国内最大の証券会社である野村證券は様々な金融商品を扱っており、取扱商品の1つとしてFXがあります。
野村證券が提供しているFXサービスは顧客サポートの手厚さと取引ツールの使いやすさに定評があります。
まず顧客サポートに関してですが、野村證券は口座開設者にマーケット情報を定期的に配信しております。
野村證券が提供するマーケット情報に目を通せば、FX初心者であっても為替相場の流れや世界経済の動向をある程度正確に把握することができます。
それに取引の仕方やFXに関する疑問点をコールセンターに聞くことができます。FXで感じた疑問を逐一聞くことができるサポート体制は利用者の評判がとても高いです。
取引ツールに関しても使いやすさに定評があります。野村證券が提供しているチャート分析ツールは過去の為替相場の流れから為替の値動きを予測する診断機能があります。
他にも正確なテクニカル分析を行えるツールや市場分析ツールを多数提供しています。マーケットの予測に大いに役に立つので利用者の評判はとても高いです。
ノムラFXのスプレッドと最大レバレッジ
ここでは他の国内のFX業者と比較した上での野村證券のスプレッド基準の特徴と最大レバレッジについて紹介します。
まずはスプレッドについてみていきますが、野村証券のスプレッドは他の国内のFX業者と比較すると割高な水準になります。
野村証券のホームページを確認したところ、日本円-米ドル間のスプレッド金額は1.8銭でした。1.8銭というのは高額とは言えませんが、1銭を切るFX業者が多いことを考えるとお世辞にもスプレッドに優れているとは言えません。
他の通貨に目を移しても一般的なFX業者の水準と比較するとやはり割高な水準になります。例えば日本円-ユーロの通貨ペアの標準スプレッドは4銭ですし、日本円-ポンド間の標準スプレッドはなんと5銭でした。
いずもスプレッドの低さを売りにしているFX業者と比較するとだいたい3倍の水準です。国内最大の証券会社である野村證券はスプレッドという面においては他のFX業者に見劣りするといえるでしょう。
次にレバレッジですが、野村證券の個人用FX口座で使える最大のレバレッジレートは25倍です。25倍までしかレバレッジが使えないのでFXの醍醐味であるハイレバレッジの利用は野村證券のFX口座ではできません。
サポート体制や取引ツールの使いやすさに定評がある野村證券ですが、スプレッドと上限レバレッジに関しては少し課題があります。
利用者の評判から見る野村の良し悪しとは?
ここまで野村證券が提供しているFXサービスの特徴について紹介してきましたが、サービスの良し悪しは利用者の評判を見るのが一番です。
そこで筆者はインターネット上でよく見られる野村證券のFXサービスの口コミ評判をまとめてみました。まず良い評判ですが、野村證券のFXサービスにはこれから紹介する4つのポジティブな評価が目立ちました。
- 長年使っているけどサーバーが落ちたことがない
- 国内最大の證券会社なので信頼できる
- 取引ツールが使いやすい
- 大手ならではのサポートが魅力的
国内最大の証券会社ということでサーバーの強さや信頼感やサポート体制には多くの利用者が満足しているようです。こういった大手ならではの安心感は利用者の評判がとても高いみたいですね。
他にも野村證券のFXサービスは、取引ツールの使いやすさに定評があります。
野村證券は「クリック365」と店頭型の「ノムラFX」というFXサービスを提供しています。
どちらのサービスもスマートフォンやタブレット端末で取引することができます。しかも野村證券の取引ツールはチャートが見やすく、画面もシンプルなので使いやすいという声が多数見受けられました。
FX初心者でも簡単に使えるということで利用者の評判は軒並み高いです。
逆に評価がいまひとつな口コミ評判を調べてみるとこれから紹介する3つの声が目立ちました。
- スプレッドが他社と比較すると割高
- 通貨ペアが物足りない
- 24時間サポートがないのが少々不満
どれも他のFX業者と比較すると見劣りする点なので利用者の評判が高くないのも筆者自身納得がいきました。
例えばスプレッドは他のFX業者と比較すると2倍~3倍の水準ですし、通貨ペアは24種類です。
それに意外と見落とせないのは3つ目の24時間サポートの有無です。
国内のFX業者の中には24時間体制で顧客対応窓口を提供している会社もある中、野村證券には24時間サポートはありません。
野村證券のサポート窓口は平日8:40~20:00、土日は9:00~17:00となっています。この時間以外のタイミングに野村證券に問い合わせても電話はつながりません。
FXは24時間常にマーケットが開いているので野村証券のサポート時間の制限は意外とネックになります。野村證券にとってFXは取扱商品の1つですのでFXを専業としている業者と比較すると見劣りする点もあるようです
野村證券の課題と最高の個人口座の紹介
ここまで紹介してきましたように野村證券のFXサービスにはいくつかの課題があります。例えば・・・
- 最大レバレッジが25倍
- スプレッドが少々割高
- 24時間サポートがない
- 通貨ペアが少ない
これらの課題の中で特に注目したいのが1つ目の上限レバレッジです。
これは日本国内の全てのFX業者に当てはまるのですが、国内のFX口座ですと最大で使えるレバレッジは25倍です。
最大レバレッジが25倍であることは、大きく稼ぐチャンスが無いことに加えて取引に必要となる証拠金が増えるという課題があります。
ご存知の方もいるかもしれませんが、最大レバレッジが25倍のFX口座ですと常に取引額の25分の1の証拠金が必要になります。
それでは上限レバレッジが400倍のFX口座ならどうでしょうか?
最大で400倍までレバレッジが使えるので証拠金は取引額の400分の1、つまり0.25%で事足ります。期待リターンの面でも証拠金の面でも上限レバレッジが低くて困ることはあっても高くて困ることはありません。
国内のFX口座の最大レバレッジは25倍なので25倍を超えるレバレッジを使うとなると海外のFX口座の開設が必要になります。
海外のFX口座ですと最大レバレッジが1000倍なんてものもありますし、スプレッド単価も通貨ペアの数も野村證券よりも優れている会社が多いです。
野村證券の信頼感と知名度は捨てがたいですが、FXで高いリターンを狙うので海外FX業者で個人口座を開設することをおすすめします。海外FX口座の魅力と海外FX業者で口座開設をする方法はこちらのコンテンツでまとめています。