小規模レート活用で手堅く利益を掴む方法
何倍のレバレッジをFXで使うかは悩みどころですよね。
FXで利用するレバレッジレートに迷った時は、3倍のレバレッジを使ってFXに取り組んでみてはいかがでしょうか。
3倍のレバレッジならば、損失リスクを最小限に抑えながら現実的なリターンをFXで狙えます。
このコンテンツでは3倍のレバレッジを使ってFXで手堅くリターンをつかむ方法について解説したいと思います。
3倍レバレッジを使った低リスクのトレード
FXを始める際はレバレッジの仕組みを理解する必要があります。レバレッジは「てこの原理」で少ない資金で多くの金額の取引をすることです。
FXではこのレバレッジをかけることによって小資金しか持っていない個人投資家でも大きな取引が行えます。この小さな元手で多くの利益を狙うことができるのがFXの最大のメリットです。
もちろんレバレッジをかけることによって損失も大きくなるというデメリットもあります。FX初心者の方にとっては大きなレバレッジをかけることは非常に勇気がいるものでもあります。
特にFXをされる方には普段サラリーマンとして活動されていらっしゃる方も多いと思います。短期売買のために市場が気になってしまい、仕事が疎かになってしまっては意味がありません。
普段サラリーマンをしている方は利用レバレッジを3倍程度に押さえ、高金利通貨による「スワップポイント派」への転向をおすすめします。
FXにおけるスワップポイントとは
FXにおいてスワップポイントとは金利差益のことを指します。
日本の政策金利は現在「0.1%」です。つまり100万円の貯金をしていたとしても1,000円の利息しか発生しないということになります。
しかし、国外に目を向けると5%や7%を超える政策金利の通貨を持つ国も多々あります。
代表的な通貨を挙げるとすると「ニュージーランドドル」、「オーストラリアドル」、「トルコリラ」、「ブラジルレアル」、「南アフリカランド」等になります。
FXではこれらの通貨を保有しているだけで金利差による利益を日割り計算で得ることができるのです。
スワップポイントのレートは、FX業者によって違いますが高いものでは「1日100円」を超えることもあります。仮に「1日100円」の通貨を365日持っていた場合、年間で36,500円の利益を得られることになります。
FXではレバレッジを3倍にするとこのスワップポイントも3倍になります。
レバレッジ3倍の複利運用で資産を増加
レバレッジ3倍を使った上でスワップポイントを受け取れば、スワップ狙いのFXで年利10%ほどの利益を狙うことができます。
元本100万円だとしたら1年で10万円の利益になりますので非常に大きいですね。そして、これを複利で運用することをおすすめします。
複利とは元本と利息を毎年運用していく方法です。反対の言葉として単利があります。
たとえば100万円を毎年10%の年利で単利運用すると元手の100万円はこれから紹介するようなペースで増えていきます。
2年目 120万円=110万+利息10万(100*10%)
3年目 130万円=120万+利息10万(100*10%)
つまり100万円という元本のみを毎年運用し、元本の10%である10万円が毎年利益として発生していきます。
それに対して複利を使って100万円の元本を運用していくとこれから紹介するペースで元本が増えていきます。
2年目 121万円=110万+利息11万(110*10%)
3年目 133万円=121万+利息12万(121*10%)
このように複利を使って運用すると前年度の利益が元本に積み重なっていくので、利益率が10%のままでも利益額は年々増えていきます。
このようにレバレッジ3倍を使ったスワップポイント型のFXならば堅実な利益を狙うことができます。もちろん安全性の高さには定評があるということは、FXで大きなリターンを狙うことができないことを意味します。
もしあなたがFXである程度大きなリターンを狙うのでしたら利用するレバレッジレートは考え直した方が良いでしょう。その際にFXにおけるレバレッジリスクはどのように決まるのかについて知っておけば、誤ったレバレッジを選択するリスクが格段に下がります。