答えはFXの本に書いてある!
「答えはすべて本に書いてある」
答えを書籍から探そうとする人の多くが知っている事実ですね。
FXで成功したい場合、FXの分野に詳しくなることが条件。実際にFXの分野に詳しくなるためのアプローチとしては、次のようなものが考えられます。
- セミナーに参加する
- レッスンを受ける
- 実践を重ねる
- ウェブで情報収取する
いずれにせよ最終的に勝てるのであれば特段の問題はないでしょう。ただし、相場の歴史は深く習得すべき知識は膨大です。
受験勉強でもゴルフでも、先生に何かを習ったとしてもどのみち自習が必須となってきます。
本(教科書)のない授業はありません。本は予復習つまり自習において大きな役割を果たします。
このとき本で勉強するうえで、邪魔になるものがふたつあります。
- 間違っている情報
- 不十分な情報
結局あとになって、情報の正確でより詳しいFXの本を読むことになっては遠回りになります。
FXトレーダーとして成功するために最も重要なものは、優れたFXの本です。
まずは肩慣らしとして【賢く決めるリスク思考】という本を紹介していきましょう。
これはビジネスや投資だけではなく、カジノの仕組み、健康や買い物、恋愛・結婚の分野におけるリスクと選択(意思決定)について説明してくれています。
肩慣らしの本【賢く決めるリスク思考】
【新着 近刊情報】賢く決めるリスク思考: 出版社:インターシフト, 著者:ゲルト・ギーゲレンツァー, 発売予定日:2015-05-30, 本体価格(予定):2200円 http://t.co/nZXx9Ewxbj pic.twitter.com/qRQpWfwfBE
— 新刊書籍アンテナ (@shinkanshoseki) 2015年4月3日
「FXはやりたいけど苦手意識がある」
「リスクとか確率とかハードルが高い」
「FXの世界をもっと身近に感じたい」
こんな人にとって、とっつきやすい本がこの【賢く決めるリスク思考】。
- 第1部:リスクの正体をとらえよ
- 第1章:人間はバカなのか
- 第2章:確実性は幻想にすぎない
- 第3章:守りの意思決定をしてしまう理由
- 第4章:恐れはどこからやってくる?
- 第2部:賢く決める方法
- 第5章:投資に失敗しないシンプルな法則
- 第6章:リーダーは直観で決めている
- 第7章:ゲームから買い物まで
- 第8章:恋愛と結婚のリスク
- 第9章:医師の多くは検査結果を分かってない
- 第10章:がんのリスクを知る
- 第11章:迫りくる危機への解決策
- 第3部:リスク教育
- 第12章:リスク・リテラシーを身につける学習
この本は、恋愛におけるリスク、投資におけるリスク、健康におけるリスク、あらゆるリスクを綺麗さっぱりと解明して読者に最良の選択の方法と戦略を教えてくれます。
リスクについての話
この本によると、リスクには2種類あるとのこと。
- 既知のリスク
- 未知のリスク
既知のリスクは、明確に数字に出来て変わらないもの。例えば6面のサイコロで1が出る確率だとか、宝くじで1等が当たる確率だとか、そういったもの。既知のリスクには確率の意味を正しく知って立ち向かうことで対応できます。
未知のリスクは、条件が不明瞭で正しく確率を算出できない、投資やビジネス、恋愛などのもの。分かっているものは確率で立ち向かいながら、リスクが不確実なものには「直感」「経験則」で立ち向かいます。
戦略のアドバイス
先に話したように、不確実性に確率の計算で立ち向かうには限界があります。
計算で立ち向かうことが直感に勝てないことについて、投資の平均分散ポートフォリオの例で説明しています。
不確実性に立ち向かうときは、シンプルなルールの方が賢明な場合があるというアドバイスをしています。
さらにこのアドバイスは、結婚相手探しについてもなされています。それは「理想の相手を探すのでなく、条件を十分に満足させる相手を探す」というもの。
この本がもたらすもの?
この本は、あなたが最良の選択を逃してきたことによって、これまでいかほどの機会損失があったかを気づかせてくれるはず。
反対に最良の選択ができない人はこれからも膨大な機会損失を蓄積させていきます。
もし機会損失をすべて最小に軽減、あるいは利益に転換したなら、それ以外の人たちとどれほどの差がついていくのか? 今後の人生がが楽しみになる一冊です。
FXの名著1.【デイトレード】
何度も何度もボロボロになるまで読み返した。迷路に入った時に、これほど助けてくれた本は無い。 デイトレード [楽天] http://t.co/HSWyp3MaBu #rbooks pic.twitter.com/ItBquMxck3
— 投機家@T(旧ゆーちんだお) (@youtin11) 2014年12月6日
書籍「デイトレード」は2002年に日本でリリース。それ以降第25版を超えるベストセラーになっています。
この本はFXの入門書のバイブルと言うべき存在。
トレードを始めるなら絶対に読んでおきたい一冊です。
- 第1章
・トレーディングの勝者への誘い
・熟練したトレーダーの世界を理解する - 第2章
・優れたトレーダーへの精神修行
・トレーディング行動を修正する鍵 - 第3章
・「逆境」と「損失」
・トレーディングで成功するための必要条件 - 第4章
・真の勝者を目指すトレーニング
・失ったマネーと時間を取り戻すために - 第5章
・トレーディングにおける7つの大罪
・いかに戦い、打ち負かすか - 第6章
・熟練トレーダーへの道
・成功をつかむための12の法則 - 第7章
・究極のトレーダーの秘密
・すべてのトレーダーが知るべき15の掟 - 第8章
・10の教訓
・究極のトレーダーになるために - 第9章
・究極のトレーダーからの最後の言葉
目次を読むだけでも名著のオーラが伝わるかと思います。
何が書いてあるのか?
先に紹介した「賢く決めるリスク思考」は、投資を含む様々な事柄に対して最良の選択をするための心得を説いています。
この「デイトレード」は、FXもといトレーディングにおいて最良の選択をするための心得を説いた本。
チャートやテクニカルズや手法を身につける前に、FXや相場に向き合うために必要な想像力をしっかり感化させてくれます。
FXの名著2.【ファスト&スロー】
早川書房では、セイラー氏の著作とともに、行動経済学系の本を多数刊行しています。
まずは、『ファスト&スロー』。2002年にノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマン氏が幸福の感じ方から投資家・起業家の心理までわかりやすく伝える!https://t.co/a0v7DRYNWQ pic.twitter.com/HHA3msLWiF— 早川書房 (@Hayakawashobo) 2017年10月10日
「ファスト&スロー」は、Amazonにおいて85件のレビューを獲得し、平均点数がなんと4.4点というハイ・クオリティな書籍。
この本は、あなたの意思がどのように決まるかを綺麗さっぱりと暴いてくれます。
- 第1部 二つのシステム
- 注意と努力
- 怠け者のコントローラー
- 連想マシン
- 認知容易性…ほか
- 第2部 ヒューリスティクスとバイアス
- 少数の法則
- アンカー
- 利用可能性ヒューリスティック
- 原因と統計
- 平均への回帰…ほか
- 第3部 自信過剰
- わかったつもり
- 妥当性の錯覚
- 直感対アルゴリズム
ノーベル経済学賞受賞の著者ダニエル・カーネマンの届ける、選択メカニズム解説の究極本。
何が書いてあるのか?
「デイトレード」が投資における選択の心得を説明した本なら、「ファスト&スロー」は投資における選択メカニズムの解明している本。
人は実際には自分の意志であらゆる選択を下しているようで、ほんの些細な誰かの一言で真逆の選択をしてしまうことも多くあります。
投資やFXの世界において、判断基準が不明瞭だということは致命的です。その理由は、トレードの勝因や敗因を特定できず、手法を改善できないからですね。
題名通り、「ファスト=速い思考」と「スロー=遅い思考」に分けて意思決定メカニズムが紐解かれていきます。
FXの名著3.【マーケットのテクニカル分析】
この1冊でテクニカル分析のすべてをマスターできる!
11/12発売予定
『マーケットのテクニカル分析 ――トレード手法と売買指標の完全総合ガイド』https://t.co/DiPfiGzbxh pic.twitter.com/u1GRMToV33
— パンローリング (@PanRullingInfo) 2017年11月2日
さて、いよいよ最後の名著。
先に紹介した「デイトレード」も「ファスト&スロー」も、この本の内容を生かすために読むと言っても過言ではありません。
- 1. テクニカル分析の哲学
- 2. ダウ理論
- 3. チャートの仕組み
- 4. トレンドの基本概念
- 5. 主要な反転パターン
- 6. 継続パターン
- 7. 出来高と取組高
- 8. 長期チャート
- 9. 移動平均
- 10. オシレーターとコントラリーオピニオン
- 11. ポイント・アンド・フィギュア
- 12. ローソク足 グレッグ・L・モリス
- 13. エリオット波動理論
- 14. サイクル
- 15. コンピューターとトレードシステム
- 16. マネーマネジメントとトレード戦術
- 17. 株式と先物の関連性―市場間分析
- 18. 株式市場の指標
- 19. 要点整理―チェックリスト
全19章。ここに、FXに勝つすべてのものが揃っています。
FXで勝つためにはチャートを読むしかありません。チャートを読むためにはテクニカルをマスターする必要があります。
これ以上の説明は不要でしょう。
おすすめです。
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