中長期型のトレードで成功するコツ
通貨を長期保有するタイプのFXは、時間的な負担をかけずにFXに取り組めるので最近多くの人に注目されています。
そもそもどうして長期保有型のFXが人気があるかというと長期保有型のFXは時間をかけずに取り組めるからです。しかもデイトレードと同様にレバレッジが使えるので外貨を保有するだけで一定のリターンが狙えるという強みがあります。
目次
このコンテンツでは通貨の長期保有を前提としたFXの特徴と長期型のFXに最適なレバレッジの使い方を紹介します。
FXで通貨を長期保有することとは?
このコンテンツのはじめにFXの世界において長期保有とはどういう意味を持つのかについて紹介します。
長期保有というのは「長期」という言葉の通り、一度買った通貨を一定期間保有し続けることを意味します。具体的にはデイトレードのように短期間で通貨の売買を繰り返すことをせずに一度決めた売買ルールにもとづいて一定期間通貨を保有することを指します。
代表的な長期保有型のFXとしては指し値を指定したトレードと期間を指定したトレードがあります。何倍のレバレッジを使うかを考えるためにもこの2つのトレードがどんなものであるかは正しく理解したほうが良いでしょう。
指し値を指定したトレードというのは、通貨の売却価格を指定し、その価格が来るまで通貨を保有し続けるトレードのことです。
指し値を指定した上で通貨を保有すれば、その価格になるまで売買が行われないので結果として長期保有型のFXになります。
2つ目の期間を指定したトレードというのは、通貨を保有する期間を決めた上でFXに取り組むことを意味します。例えば最低1年は通貨を保有すると決めた上でFXに取り組めば、結果として長期保有型のFXになります。
ここまで紹介してきました内容をまとめてみました。
長期保有型のFXは、一定期間通貨を保有し続けるタイプのトレードである。
具体的には指し値を指定したタイプと期間を指定したタイプに分かれる。
ここでまとめた項目が頭に入れば長期型のFXがどんなものであるかを完璧に理解したことになります。
長期保有型のFXでレバレッジを利用するメリット
ここまで通貨を長期保有するタイプのFXの特徴を説明してきましたので、何となく長期保有型のFXのイメージをつかめたのではないでしょうか。
そこでここからは、通貨を長期保有した上でFXに取り組む3つのメリットについて紹介していきます。
スワップ金利が手に入る
長期保有型のFXの最大のメリットはスワップ金利が手に入るということです。例えば高金利で有名なトルコリラでFXに取り組めば、保有金額の7.5%に相当する金額の金利を毎年受け取れます。
発生利益額は保有数通貨数に応じて変わるので、レバレッジを使って大量の通貨を買えば、それだけ多くの利益が発生します。通貨を保有するだけで毎年金利が発生するというのは大きなメリットと言えます。
時間をかけずにFXに取り組める
長期保有型のFXは、一度売却条件を決めてその条件が来るまで通貨を保有し続けることになるので、ほとんど時間をかけずにFXに取り組めます。
特に指し値取引を使って売却価格を取引ツール上で指定すれば、1通貨の単価が条件価格になった瞬間に決済が行われます。時間的な負担を最小限にした上でFXと関わりたい人に非常に都合が良いです。
2種類の利益を狙える
FXの利益は為替差益とスワップ金利の2種類に分かれており、長期保有型のFXなら為替差益とスワップ金利の両方を狙えます。
どうして両方の利益を狙えるかというと長期保有型のFXは一度指定した指値を最後まで維持することになるからです。例えば1ドル単価が100円の時に売値を95円と110円に設定した場合、ドルの単価が95円か110円になるまでドルを持ち続けることになりますね。
ドルの単価が110円になった場合、10円の値上がり分の為替差益に加えてドルを買ったときから売ったときまでの期間のスワップが発生します。それにドルが110円か95円にならない場合は永久にドルを保有することになるのその期間中はスワップ金利が発生し続けます。
このように長期保有型のFXの場合、デイトレードでは見込めないスワップポイントによる利益も狙えます。
レバレッジと上手に付き合う3つのコツ
ここからは、長期保有型のFXに都合の良いレバレッジレートを見つけるために心がけたい3つのポイントを紹介していきます。
FXの目的を明確にする
何倍のレバレッジを使えばよいかはFXをどんな目的で使うかで変わります。
例えば外貨預金の代わりとしてFXに取り組むのでしたら1倍のレバレッジが良いでしょう。逆に金利だけで大きなリターンを狙うのでしたら、25倍を超えるハイレバレッジを使ってFXに取り組む必要があります。
25倍を超えるレバレッジを使うことができるFX口座についてはこちらのコンテンツでまとめています。
もちろん最適なレバレッジはあなたのトレードスタンスで決まります。そのため、最適なレバレッジレートを決める前にFXに取り組む際のスタンスを明確にすることをおすすめします。
期待リターンを明らかにする
理想的なレバレッジレートを見つけるためにも目標金額から逆算した上で何倍のレバレッジを使う必要があるかを考えてみましょう。
例えば年間の金利が2%のニュージランドドルで年間20%の利回りを狙うとします。この場合ですと「期待利回り÷年間金利」の計算式で出てくる10倍のレバレッジを使えば、金利だけで年利20%のリターンを狙えます。
どの程度のレバレッジを使えばよいかは、どのくらいの利回りを狙うか次第ですので、まずは目標となる年間利回りを明らかにしましょう。目標とする年間の利回りが決まれば自ずと何倍のレバレッジを使えば良いかが分かります。
3倍~5倍のレバレッジが人気
3倍~5倍のレバレッジですと通貨価値の大幅な下落リスクに対処しながら程々のリターンを狙うことが出来ます。
もちろん最適なレバレッジレートはFXで目指すゴール次第ですが、3倍~5倍というレートは1つの目安レバレッジになります。通貨の長期保有型のFXに取り組む際に何倍のレバレッジを使おうか迷った際は3倍~5倍の利用を考えると良いでしょう。
長期型のトレードにぴったりな個人口座の紹介
このコンテンツの最後に長期保有型のFXにぴったりな海外FX口座を紹介します。
海外FX口座は、海外のFX業者が提供しているFX口座です。国内のFX口座よりも高いレバレッジが使えますし、トレードの最大損失額は証拠金全額と規定されています。
特に後者の最大損失額の規定が注目に値します。最大損失額が規定されている海外のFX口座をを使えば、FXでどんなに大きな損失を出しても元本以上の請求されることはありません。
どうしても通貨を長期保有しますと通貨の暴落リスクがありますので、海外FX口座の損失額の制限は役に立ちます。海外のFX口座の開設方法と最大レバレッジが高いおすすめの海外FX業者についてはこちらのコンテンツでまとめてますのでよろしければどうぞ。