気になるAnzo Capitalの特徴や評判を解説!
皆さんは「Anzo Capital」というFX会社をご存知でしょうか。
Anzo Capitalは、いま注目を集めている新興FXブローカーのひとつ。
情報コンテンツが充実している等、口座としてのスペックはとても高く、その実力は折り紙付きです。
今回の記事では、「知名度は気にしないからとにかくハイスペックの口座を探している」という人や、「初心者でも扱いやすいFX会社を知りたい」という人などにAnzo CapitalというFX会社の評判や特徴を紹介していきます。
目次
それでは早速ですが、Anzo Capitalの特徴・評判について確認していきましょう。
まずAnzo CapitalとはどんなFX会社?
Anzo Capital(アンゾーキャピタル)とは、中央アメリカのベリーズを拠点に2016年から運営を開始した海外FX会社です。
日本ではまだ知名度の低いFX会社ですが、Anzo Capitalは2018年6月から日本語対応も開始し、日本市場への参入を本格化させました。
公式ホームページは完全日本語対応しており、取引プラットフォームやニュース、レポートなどの情報コンテンツも日本語対応しています。
さらに電話やライブチャットによるカスタマーサポートもおこなわれていますが、日本語対応されているため、英語が苦手という人でも安心して利用可能です。
Anzo Capitalはベリーズのライセンスを取得
海外FXとなると会社の信頼性の証であるライセンスが気になるところですが、Anzo CapitalはASICライセンスとベリーズライセンスを取得しています。
ASICライセンスとはオーストラリア証券投資委員会が認可した金融ライセンスで、ベリーズライセンスとはベリーズ国際金融サービス委員会が認可する金融ライセンスです。
上記の通り複数のライセンスを所持していますが、日本向けの運営はベリーズのライセンスを使用しています。
ベリーズのライセンスといえば、AXIORYやFBSも同様のライセンスを使用していますね。
オーストラリア証券投資委員会は日本の金融庁との関係が深いため、オーストラリアのライセンスを使う場合、金融庁の介入により日本での運営ができなくなる場合もあります。
そのため、金融庁と関係の薄いベリーズのライセンスを使用しており、こういったマイナーな国々のライセンスを使うのは海外FX会社ではよくあるパターンです。
Anzo Capitalの評判・口コミ
Anzo Capitalの評判や口コミは、まだ運営歴が浅いこともあってあまり確認することができませんが、「ハイスペックでサポートも問題ないが、実績が乏しいので信頼性は現時点ではまだ判断することができない」という意見が大半を占めています。
この意見は確かに賛同できる内容ですね。
やはり自分の資金を使って投資するわけですし、「ブローカーの信頼が確かなものか」「倒産・資金持ち逃げの可能性はないか」という点は、特に注意が必要です。
当サイトとしても「今すぐAnzo Capitalの口座をメインとして使うべき」というおすすめは、現時点では強くできません。
そのためレバキチ編集部では「口座スペックは現時点でも十分高いので、実際に資金投入できるかという信頼度を今後判断していくべき」というスタンスで注目していこうと考えています。
次からは、Anzo Capitalの長所についてご紹介。
記事冒頭でもお伝えしたとおり、口座のスペックは高水準になっていますので、その点の詳細をご紹介していきます。
Anzo Capitalの長所
ここからはAnzo Capitalの長所を4点、ご紹介していきます。
その4点とは以下の通りです。
Anzo Capitalの長所
- RAW口座のスプレッドが狭い
- 公式HPの「リサーチ&ツール」が万人向けの良コンテンツ
- 「完全信託保全」で資金面の安全性は高い
- LINEでのサポート対応が可能
それでは早速、「RAW口座のスプレッドが狭い」から確認していきましょう。
RAW口座のスプレッドが狭い
Anzo Capitalの口座はRAW口座とスタンダード口座があり、とくにRAW口座は非常に狭いスプレッドになっています。
ドル円の平均スプレッドは0.4pipsで、RAW口座は1回の取引ごとに720円の手数料が発生しますが(スタンダード口座は手数料なし)、この手数料を含めてpipsに換算すると1.12pipsになります。
他口座とドル円の平均スプレッドで比較してみましょう。
Anzo CapitalのRAW口座と、低スプレッドで知られているTitanFXのブレード口座とで、以下に比較してみました。
※すべて取引手数料込み
RAW口座(Anzo Capital) | ブレード口座(Titan FX) | |
---|---|---|
USD/JPY | 1.12pips | 1.03pips |
EUR/JPY | 1.02pips | 1.44pips |
GBP/JPY | 1.42pips | 2.15pips |
AUD/JPY | 1.12pips | 1.82pips |
EUR/USD | 0.82pips | 0.90pips |
GBP/USD | 1.12pips | 1.27pips |
AUD/USD | 0.92pips | 1.22pips |
ドル円のペアに関してはTitan FXのブレード口座の方が狭いスプレッドとなっていますが、クロス円や、世界的に取引されているEUR/USD等のペアに関してはRAW口座の方がスプレッドが狭くなっています。
クロス円や取引量の多いUSD絡みのペアを扱う方は、Anzo Capitalの口座を選択肢に入れても良いでしょう。
公式HPの「リサーチ&ツール」が万人向けの良コンテンツ
Anzo Capitalの公式HPでは「リサーチ&ツール」というコンテンツがありますが、初心者から上級者まで役立てることができる中身の濃いコンテンツとなっています。
リサーチ&ツールでは、FXの知識を基本から学ぶこともできますし、初心者が「FXとは?」を学ぶにはうってつけです。
また、デイリーレポートや経済指標カレンダーで景気の動向をチェックすることも可能で、相場観がまだない初心者はもちろん、上級者にも有益なコンテンツとなっています。
リサーチ&ツールの内容は口座開設していない人でもチェックすることができるので、Anzo Capitalに関心がある人は事前にチェックしてみるとよいでしょう。
「完全信託保全」で資金面の安全性は高い
Anzo Capitalは完全信託保全なので資金面の安全性が高いのも長所といえます。
完全信託保全とは、顧客からの預かり金を会社の運営資金とは別の信託銀行で管理し、会社が顧客の預かり金を勝手に使ったりすることができないようにすることで顧客の資金を守ることです。
なので、会社が仮に資金難になってしまったり、会社が倒産してしまったりした場合でも、顧客のお金を勝手に使って補填しようとしたり、持ち逃げしたりすることができないようになっています。
つまり、Anzo Capitalが万が一、倒産してしまった場合でも、預けているお金はFXの利益分を含めた全てのお金が顧客に戻ってくるということです。
日本のFX会社は金融商品取引法によって信託保全することが義務付けられていますが、海外では、信託保全は義務付けられていません。
よって、信託保全がないFX会社も珍しくないですし、信託保全があったとしても補償に上限が設定されていたり、利益分は補償の対象外であったりするところが多いです。
そのような中で完全信託保全があるというのはすごく貴重な存在となっています。
LINEでのサポート対応が可能
Anzo CapitalはLINEでのカスタマーサポートに対応している珍しい業者です。
問い合わせをおこなう方法はLINEの他にも電話、ライブチャット、メールがあります。
普段からLINEを利用している人であれば、メールよりも便利ですし、電話やライブチャットで問い合わせるのは気がひける、という人でもLINEなら気軽に問い合わせすることができますね。
LINEのやりとりは、日本語対応なので普段通り日本語で気軽にやり取りすることができます。
(カスタマーサポートの日本語対応は日本時間の平日7時から20時まで、英語なら平日24時間対応)
以上がAnzo Capitalの長所の紹介になります。
完全信託保全に対応しており、LINEでの問い合わせ対応可能など、海外FX業界の中でもキャラが立った存在ですね。
それでは、次に短所を確認していきましょう。
Anzo Capitalの短所
FX会社選びをする際には、長所だけではなく短所もしっかりと把握しておくことが大切です。
Anzo Capitalの主な短所は以下の2点。
Anzo Capitalの短所
- 円建てでの入金方法はbitwalletのみ
- 運営歴が浅い
では、短所について順に見ていきましょう。
円建てでの入金方法はbitwalletのみ
Anzo Capitalは現時点で国内銀行送金に対応しておらず、円建てでの入金方法はbitwalletしかありません。
クレジットカードや海外銀行送金という方法もありますが、その場合ドル、ユーロといった外貨で処理されることになったり、着金に時間がかかったりするなど不便な点が多いです。
海外FXは入出金の方法がよく変わりやすい、という点もありますが、現状はbitwlletがほぼ必須となっています。
日本市場参入が2018年6月であり、運営歴が浅い
海外FX会社を利用することに不安がある人にとって、運営歴が浅いのは不安材料になるでしょう。
Anzo Capitalが日本市場参入したのは2018年6月で、運営自体も始まったのは2016年です。
長年の運営歴や実績があると、突然倒産する可能性も低いだろう、とある程度の判断をすることができますが、運営歴が浅いとそうした判断をすることができません。
ここばかりは一朝一夕で解決するものではないので、時間が経つのを待つしかありません。
ここまでが短所の紹介になります。
やはり大きなネックは運営歴の浅さでしょう。
上述したとおり、こればかりは実力を見定める時間が必要です。
口座のスペック自体は高水準ですので、今後も注意して見ていく必要があります。
Anzo Capitalの口座開設手順
ここからは口座開設の手順を解説していきます。
基本的に指示にしたがっていくだけで、全て日本語表記なので、初めてFXの口座開設する人でも簡単に開設可能です。
手順①
まずHPのトップページの右側にある「ライブ口座」をクリック。
手順②
口座開設画面に進んだら、名前や電話番号など必要事項を入力していきます。
画面下部の「オンライン登録」を送信すると、登録時に記載したアドレスにメールが届くので、メール内のリンクにアクセスします。
手順③
必要事項に記入すると、、身分証明書等の必要書類を提出する画面が出てきますので、必要書類を添付し、送信します。
申し込み後は申請書が承認されるのを待ち、申請書や必要書類に問題がなければ承認され、会員ページにログインできるようになります。
ここまでで口座の登録は完了です。
Anzo CapitalってどんなFX会社?のまとめ
今回の記事では海外FX会社のAnzo Capitalについて紹介してきました。
運営歴が浅く、本当の評価が下されるのは先のことになりますが、口座はハイスペックで今後に期待することができる海外FX会社のひとつです。
今すぐに使うべきという口座ではありませんが、今後の評価のチェックは必須でしょう。
日本語対応も2018年から始まったばかりで、日本人へ向けたプロモーション活動が本格的に行われていくことが予想されます。
今後日本人トレーダーへの認知度も上がっていき、口座の評判や信頼度の是非も分かってくるでしょう。