海外FXの税金、バレない方法は!?
皆さんも一度は考えたことは無いですか?
- 海外FXなら、税金を支払わなくてもバレないのではないか。
というように。考えるのは良いとして、実際はどうなのでしょうか…
税金を支払わなくてもバレない方法が、色々なサイトに載っているかもしれませんが、実際そのような方法を使っても税金を支払っていないのはバレてしまいます。
いったい何故なのでしょうか?
このページではそんな脱税がバレてしまう理由や、税金を支払わないとどういったことが起こるか。に観点を置いてお話していきます。
ではまずはなぜ海外FXの税金を支払わないとばれてしまうのかについてからお話していきます。
なぜ海外FXの税金がばれるのか
口座が海外にあるのだから、海外FXで利益を上げていることはバレないんじゃないの?とお思いのかたもいると思います。
しかしそんなことはありません。脱税は高確率でバレてしまいます。
これから「海外FXの税金を支払っていないことがばれてしまう理由」を例を上げて説明していきます。
パターン1
- 「海外FXの口座は海外にあるので出金をしなければバレないと思い税金を支払わなかった」
税務署は国内のみで海外までは調査をしてこないだろうと思い、油断していたのですね...
税務署は個人の所得を把握するシステムがあり、そのシステムは海外所得についても有効です。
このシステムには二つあり今回は、
というものでバレたのでしょう。
海外FX所得に税金が発生するのは、送金の時ではなく利益のの発生時とされています。そのため出金をしなくてもFXの利益が生じていれば課税対象となてしまうのです。
もしその時はバレなかったとしても、後々にバレる可能性も、、
過去の記録がバレた場合
ペナルティの額が大きくなる可能性が非常に高いです。場合によっては出した利益分すべてが無くなってしまうくらいのペナルティが課されることもあります。
利益が出たら課税対象です。ペナルティを課されてしまっては元も子もない無いですから、しっかりと税金は支払うようにしましょう。
パターン2
- 「海外FX会社からの出金を小額にすればバレないと思った」
確かに100万円以下の金額ならバレないのではないかと思ってしまいますよね…
しかしその小額の出金でも何度も繰り返せば怪しまれてしまいます。ここで税務署は
もう一つのシステムを使用します。
これにより税務署は、日本の銀行にどの海外銀行からの送金かを確認したうえで、海外銀行に確認をします。そこで税金を支払っていないことがばれてしまうのです。
税務署にはばれてしまう
税務署は個人の所得を把握するシステムを整備しています。
私たちがいくら隠そうとしたところで、結局は税務署の調査によりバレてしまうのです。そのためいかに脱税をするかではなく、節税などに力を入れ行った方が良いでしょう。
実際脱税がバレてしまった場合こんなこともあります。
税金を支払っていないことがバレてしまった場合
では脱税がバレてしまった場合どんなことが起こるのでしょうか?
この時課されるペナルティは
- 悪質の場合
- 悪質ではない場合
で違います。悪質な場合とそうではない場合、一つずつ説明していきますね!
悪質ではない場合
悪質ではない場合、つまり故意ではなかったとしてもペナルティは課されます
悪質ではでなかった場合のペナルティは、
- 無申告加算税
- 延滞税
というものです。
- 無申告加算税とは、
- 本来の税額に上乗せされるペナルティです。
この無申告加算税の税額は、申告しなかった税額により変わります。額は本来の納税額に対して15~20%を余分に納税する必要があります。
- 延滞税とは、
- 本来の納税期限までに納付しなかったことによる遅延利息。のようなものです。
悪質ではない、故意ではなくともこの2つのようなペナルティは課されるので注意して下さい。
悪質な場合
税金を支払っていないことを意図的に隠していたりした場合に、税務署から悪質である
と判断をされた場合
延滞税と無申告加算税に加え重加算税という本来の納税額の40%を支払わなければならなくなります。
更に懲役刑が課される場合もあります。
脱税を故意的に行うと逮捕されることもある。
というのは覚えておくと良いでしょう。さらにこの脱税を行うことによってこんなことも起こりえます。
脱税により、会社に副業がバレる
海外FXを副業として行っている人もきっといるでしょう。そんな人は、税金や確定申告には要注意です。
脱税をしてしまったり、確定申告を忘れたり遅れてしまうとその通知が会社にも行ってしまいます。
それにより会社に副業がバレてしまう。という事も、、
そんなことがあるので、確定申告はしっかり行い税金は必ず支払うようにしましょう。
バレない方法よりも税金の節税を
脱税がバレない方法よりも、いかに税金を節税できるか。それを考えた方が良いでしょう。税金の節約方法は案外沢山あります。
- ・経費で節約
- ・海外に移住する
- ・法人口座を使う
です順番に説明していきます。
経費で節約をする
一番有名でよく耳にする方法ですね!
この方法では
- パソコン、スマートフォンの使用料金
- インターネット代
- 椅子、デスク、などの備品代
- 家賃等(事務所代、自宅なら使用スペースで計算)
- 光熱費(自宅であれば使用スペースで計算)
- セミナー参加費用(海外FX)
- 本代
- FXに関する情報収集のための会食等
- その他情報収集のための費用
これら全てを経費として計上することができます。全てとなるとかなりの額が節税できそうですね。
注意としてこれらを経費とするには、領収書があるものには領収書が必要なので取っておくようにしましょう。
海外に移住する
これはあまり聞かない方法ですね。
海外にはタックスヘイブンと呼ばれる税負担が低い国があるのです。日本から近いタックスヘイブンの国は香港やシンガポールが有名でしょう。
どのくらい税金が違うのでしょうか?
【税金の違い】
- 日本:所得税は最高約55%の税金
- シンガポール:所得税は最高約22%の税金
そのうえ売却益課税や住民税、相続税、贈与税が無いのです。
先ほどの有名なところ以外にもこんなにもタックスヘイブンと呼ばれる国はあります。
- 【カリブ】
- アンギラ
- アンティグア・バーブーダ
- アルバ
- バハマ
- バルバドス
- ベリーズ
- パナマ
- イギリス領ヴァージン諸島
- ドミニカ共和国
- グレナダ
- モントセラト
- アンティル
- セントクリストファー・ネイビス
- セントルシア
- セントビンセント・グレナディーン
- タークス・カイコス諸島
- 【アジア】
- 大韓民国
- 【オセアニア】
- クック諸島
- マーシャル諸
- ナウル
- ニウエ
- トンガ
- バヌアツ
- 【ヨーロッパ】
- アンドラ
- ジブラルタル
- ガーンジー
- マン島
- ジャージー
- リヒテンシュタイン
- モナコ
- 【その他】
- バーレーン
- モルディブ
- セーシェル
- リベリア
世界の中には税率を抑えることで人や会社を集めることを国策として推進している国があるのです。
法人口座を使う
最後は法人口座を使う。という方法です。なぜ法人口座を使うことが節税になるのかというと、
- 法人口座だと、800万円以上稼いだ時の税金が『一律課税所得額』となり通常30~55%のところ法人口座の税率は25.5%になります。
このよう大幅に安くなったり、さらには経費として計算できるものの幅も広がります。このようなことから法人口座は節税になるのです。さらに法人口座は計上することができる経費の幅が広がります。
このような節税方法を行った方が脱税などを考えるよりも全然良いでしょう。
この他にもめんどくさいと思われがちな確定申告も意外と簡単なのです。
確定申告は簡単
難しいと思われがちな確定申告、実は意外と簡単に行えるのです。
確定申告はスマホやパソコンがあれば行うことができます。
- この2つのどちらかで書類を作り印刷する。という方法
- この2つのどちらかで書類を作りデータで送信を行うという方法
があります。簡単なのは2つ目の方法書類を作りデータで送信を行う。これは「e-tax」という国税局のシステムを使って行います。
「e-tax」
- 「e-tax」とは
- パソコンやスマホで作成したデータをそのままデータベース上で提出のできる便利なシステムです。
これを行うには下記2つのものが必要になります。この2つさえあれば面倒なことはせずとも自宅や、空き時間にも確定申告を行うことが可能となります。
このICカードリーダーは数千円で買うことができ、医療費控除の際などにも使える便利なものです。なので毎年確定申告などを行うという人はあると便利かもしれません。
この確定申告には3月15日までに行うという期日があります。簡単に行えるので期日を守り、しっかりと行うようにしましょう。
最後に
海外FXで出した税金を支払わずバレない。という事はありえません。
面倒くさかったり税金でお金を支払うなんて嫌だ。と思うかもしれません。しかし支払わないと利益が全て無くなってしまったり、会社にバレてしまったりと良いことはありません。
なので税金はしっかりと支払うようにしましょう。
今回はバレないことに関することでしたが、税金に関することや確定申告の仕方などが詳しく書いてあるページもあるのでそれも参考にしてみて下さい。