勝てないFX初心者必見!
みなさんどうも。FXレバレッジ比較ガイド編集部のカメ谷です。本日は、弱冠20歳で毎月11%・年間130%の利益を出すスゴ腕の大学生FXトレーダーYさんに話を聞いてみました。
テーマは・・・
「FXで勝てない理由と原因」
「FXで勝てない人の特徴」
というもの。
カメ谷自身も会社員でありながらFXをかじっているトレーダーであり、毎月11%の利益がどれほど驚異的なものかを理解しています。勝てないFXトレーダーとは何か違う、特別な手法を使っているのでしょうか・・・?
当サイトのコンテンツにもFXで勝つのは難しいと書いてある通り。だからこそ、20歳のFXトレーダーが毎月11%もの利益を出す聞いたとき、絶対に嘘か、少なくとも何かの間違いだと思っていました。
・・・実際にYさんにお会いするまでは。
・年齢 :20歳
・出身 :新潟
・トレード歴:4年
・平均月利 :11%
・学歴 :R大学2年生
聞いたこともない大学で、経歴だけ見ると極めて平凡・・・なのは一見です。
20歳にしてなんとFX歴は4年。FXをはじめたのは15歳、つまり中学3年生の時から。あきらかに規約違反のはずですが、お父様の口座を借りてFXを続けていたとのことです。
FXの世界に飛び込んでから6ヶ月間は全く勝てない時期が続きます。高校1年の時点で既に元手の50万円も溶かし、そのころにはお父様に70万円の借金をしてトレードを続けていた状態でした。
今では経験を積み、現在お父様に借りた借金も完済。逆に毎月11%の利益の結果をたたき出しています。
この記事ではそのYさんに、FXに勝つ方法や勝つために必要な要素や意識することなどを解説していただきます。御自身によると、学習に時間がかかるタイプで口下手とのことですが・・・。
当編集部・疑い深い男No.1カメ谷が聞いてしても、FX論理には一点の曇りもありません。(ただし話の流れ等々は、こちらで綺麗に編集させていただきました(笑)
百聞は一見に如かずと言います。挨拶なんかもハショって早速本題から紹介していきましょう。FXで勝てない理由
①勉強 ②実践 ③環境
カメ谷
早速ですが、FXで勝てない人は何がいけないのか、FXで勝てない理由を教えて頂けませんか?
Yさん
はい。FXで勝てない理由は、トレーダーのレベルに応じて3つあります。
1. 勉強不足
2. トレード不足
3. 環境不足
重要度もレベルも上から順番となります。
これからひとつひとつ順番に説明していきますが、特に1の勉強不足は深刻です。
どんなことでもそうですが、勉強なしに成功することは考えられません。割と当たり前のことなで恐縮ですが。
とにかくFXの勉強さえ出来ていれば大きく負けることはないと思います。
勝つために必要なもの1.勉強
カメ谷
なるほど。僕はW大出ていて勉強には自信があって・・・。FXの本も読みましたが、勝てないどころかまれに大きく負けてしまいます。勉強というよりむしろ、やり方やFXの勝ち方の情報が入ってきていないことが問題だと思っているのですが、その点いかがでしょう?
Yさん
W大なんですか? す、すごいですね! 本当に大きく負けてしまっているんですか?
カメ谷
W大は昔の話ですから(ドヤ!)。
たまに損切りするタイミングを逃し、ずるずると含み損が広がってしまいます。するとFX口座の証拠金の50%くらい持っていかれることがありますね・・・。
Yさん
・・・え?(汗)損切りできないんですか?
カメ谷
できないというかタイミングが・・・もしかしてやばい(ほど低レベルな)ことですか?
Yさん
そうですね・・・僕は友人に普段「損切りできないやつはゴミ」だと話しています(笑)損切りは初歩中の初歩ですよ! どんな本でも一冊目に取った本に書いてありませんでしたか?
カメ谷
ゴ、ゴミ?! 確かに読んだ本に書いてあったような・・・僕、ゴミですか?(汗)
Yさん
すみません(苦笑)正直に言うと、FX基礎知識のレベルとしてはカメ谷さんはゴミレベルになってしまいます!
カメ谷
(ムッ・・・この青二才め・・・)
基礎知識不足ということは単純に勉強不足ということですよね? じゃあ勝てない人にはどんな本がおすすめなんですか?
Yさん
勝てない人に関わらず、トレードの基礎知識を学ぶための本なら少なくともこの4冊ですね。
・概論 :デイトレード
・チャート:マーケットのテクニカル分析
・ルール :タートル流投資の魔術
・心理思考:ファスト&スロー
こんな感じですかね。
カメ谷
おみそれしました・・・。すべて読んだことがありません。
Yさん
ええっ。これ読み終わってやっとFXトレーダー見習いを名乗れるレベルですよ。
カメ谷
分かりました。読んでみます。(ぐうの音もでない・・・)でもFXの本4冊くらいなら2週間もあればいけるかな。
Yさん
僕は昔から本当に勉強が苦手で、4冊すべて読むまで9ヶ月かかりました。本の内容を理解するまでにノートに本の内容を書き出してみたり、少なくとも4周はしていますね。
カメ谷
4回ずつ読んだということですか?
Yさん
はい・・・。お恥ずかしいながら、そうしないと頭に入らないので。大きな画用紙を買ってきて何が書いてあったかマッピングしたりもして。
この時点では勝てないのには変わりありませんが、このころからやっと大体FXがどんなものかわかってきたと思います。FXの基礎知識がつくまでは、相場に対するピントがずれていました。
今考えると、基礎知識がないままFXで勝てない理由を考えても無駄でしたね。この4冊は本当におすすめで、今の(書籍の価値が分かっている)僕なら1冊10万円でも買うと思います。4回も5回も読み直したからこそ10万円の価値があると気付いたとも言えますが。
カメ谷
すごいエネルギーですね。なぜそんなに勉強熱心になれるんですか? 売り買いなんて本を読まなくても一応出来てしまうじゃないですか・・・
Yさん
だって勝てないじゃないですか。FXに負けてむかつく感情を抑えながら、どこかにヒントが書いてないかとネットも漁りまくりました。本も読みまくりましたよ。FXのセミナーなんかにも参加しましたが、結局一番よかったのは評判のいいアメリカのベストセラーの本です。
カメ谷
日本のFX本はダメなんですか?
Yさん
いい本もあると思います。実際、相場に関する知識はどれだけ細かくても無駄なものはあまりないですし、あっても邪魔にはなりません。でも、間違った知識だけは邪魔どころか損失につながります。日本の書籍にはひどい情報がたくさん載っていたという印象ですね。その分は僕も遠回りしたかも知れません。
カメ谷
やっぱり投資の本場はアメリカということですか?
Yさん
・・・そういう歴史だとか情勢については僕は本当に疎くて、よくわかっていません。でも間違っている本がベストセラーとして翻訳はされていないだろうっていうのは考えました。日本の本なら売れていなくて間違っている本を手に取ってしまっている可能性があるなって。
カメ谷
確かに。それは合理的な一つの考え方ですね。
Yさん
論理的思考も全部投資の本から学びました。幽霊だとか超能力とか、そういう不確定なものも信じなくなりましたよ。信じているやつってバカだな~って。こっちはFXで勝つのに必死なのになって。
カメ谷
(おとなしそうに見えてなかなか過激な人だな・・・)
言いますね~!
Yさん
ははは。だってそうじゃないですか。そういう人ってFXで勝てないと今日は運気が良くないとか、パワースポットに行けばFXやパチンコで勝てると思っているんですよ。そういう人がトレードに参加するから勝っているトレーダーが儲かるんですけど。
カメ谷
(ノッてきたな~)
確かにFXはゼロサムゲームですからね。そういう論理的な考え方って、才能ですか? あるいは書籍を読めば身につくものなのですか?
Yさん
(こういう考え方には)好き嫌いはあると思います。
論理的という言葉を聞くと思い浮かぶのですが・・・昔、ある漫才師?(※)の方が、初対面の自称予知能力者を殴りつけて「あなたなら僕が殴りつけるのを予知できていたでしょう」と言い放ったエピソードを聞いたときは、腹が痛くなるほど笑いました。この方は論理的だなって。
※上岡龍太郎さんのようです。
なんというか、分からない人には一生分からないかも知れません。僕の場合、ファスト&スローという本を読んだ時はいい意味で衝撃を受けました。とても貴重なものを発見したような・・・時間を掛けても、この本をすべて吸収したいと思いましたね。
カメ谷
なるほど・・・。嗜好も大事だということですね。でもその本を読んだだけではまだ勝てない。つまり見習いFXトレーダーのレベルなんですよね? 次に何をすればいいんですか?
勝つために必要なもの2.実践
Yさん
最初に、FXで勝てない理由について
・勉強不足
・トレード不足
・環境不足
と、お話したと思います。この順番で言うと・・・知識を入れたあとは演習というか、やっぱりやり込まないとだめですね。
カメ谷
なるほど・・・。実際に知識をバッチリ頭の中に入れても、それだけでは勝てなかった?
Yさん
勝てませんでした。チャートパターン以前に、チャートそのものすら見えてなかったですね。本も読みこんだのですが頭では理解していても、どこか分かった気になっていました。
実際にフィボナッチ・リトレースメントなんか引いてみても「そんで・・・これ何だっけ?」ってなったり。チャートを毎日読み込んではじめて、あの本はこういうことを言っていたのかということが分かる瞬間があるんです。
例えば、トレーダーのポジションが支え切れない点でどんどん相場が動き始める瞬間だとか・・・。
カメ谷
ん?! ちょっと待ってください。フィボナッチ・・・? トレーダーのポジションが支えきれないというのはどういう意味ですか?
Yさん
はい、FXのトレーダーっていうのは大体直近の高値や直近の安値を参考しながら、そこでエントリーしたり損切りのラインを引いたり、利確ラインにしたりするんです。そのラインをブレイクすると勢いよく相場が動きます。
このような感じですね。反発するラインで買いポジションの損切ラインが存在します。これは、「これ以上レートが下がったら損切りしよう」というラインで、直近で反発したラインが参考されています。
これをブレイクしたときに買いポジションは損切りつまり「決済の売り注文」がなされるわけですから、売りの勢いが急増するという理屈なのですが・・・
カメ谷
そう言われると確かにそうですが、チャートをなんとなく見ているだけだと「売り決済が入った!」というイメージはできないですね。
Yさん
そうなんですよ。このチャートの裏に相手が見えるようになってきたのが本を読みまくってさらにチャートを毎日眺めていて、ある日ふとイメージできるようになったんです。
カメ谷
それで先ほどのフィボナッチというのはなんですか? 映画のダヴィンチ・コードで聞いたような・・・?
Yさん
映画はわかりませんが、一見無造作に見える自然界でよく見られる整然とした黄金比です。葉っぱの分岐やら巻貝の形やら・・・。
カメ谷
な・・・なんですかそれは? なんで人為的に動かしている為替のチャートにそんな自然界の話が出るんですか?
Yさん
チャートがフラクタル構造だからです。自然界もフラクタル構造のものがよく見られます。
カメ谷
待って下さい・・・。なんですかフラクなんとかという美味しそうなお菓子みたいなものは。Yさんもしかして頭よくないですか? ややこしくてチンプンカンプンです。
Yさん
フラクタルは拡大しても拡大しても同じ模様が出てくる構造のものですよ! 雪の結晶とか海岸線とか、木の枝とか。
カメ谷
なんとなく分かりました。でもそれがチャートと何の関係があるんです? チャートは拡大したって・・・あっ?
Yさん
そうなんです。時間足を表示しないとチャートもどのスケールで見ているか分からないでしょう。チャートはフラクタル構造です。また、フィボナッチ数自体もフラクタルなので、フラクタル構造であるチャートを解析するのに有効なんです。
少し難しいことですが、いずれにせよ大体のことは本には載っていますから・・・
カメ谷
やっぱりYさん頭いいじゃないですか! 本当は偏差値いくつなんですか?
Yさん
いえいえ! ガチで偏差値40以下の大学ですよ!(笑)時間をたくさん掛けたとしても、好きなことならいずれ絶対にマスターする自信があるだけです。
カメ谷
すごいなぁ・・・
Yさん
反対に好きなこと以外絶対にできません(汗)
カメ谷
それでそのフィボナッチで何ができるんです? インジケーターですか?
Yさん
インジケーターは為替レートそのものを(ローソク足以外の)別の形で表すものです。フィボナッチ・リトレースメントはそれ自体で為替レートを表すものではないので、インジケーターではありませんね。フィボナッチ・リトレースメントはトレンドを判定する定規のようなもので、分析ツールですね。
カメ谷
そのフィボナッチはどう使うんですか?
Yさん
大事なこちらのページで詳しく説明するほど大したもんでもありませんよ! ネットで検索すればすぐに出てきますし。
ただ使うツールやインジケーターが表すシグナルが、使えるのか使えないのか、理にかなっているのかオカルトなのかは頭で考えられるということを知っていただきたいです。
移動平均線の、「ゴールデンクロスはダマシが多い」なんてネットで見かけると「そんなの当たり前だろ」って思います。
カメ谷
え! なぜですか?
Yさん
長期足より短期足の方がより直近の価格だけを平均しますから、短期足が下がれば長期足より下がりますし、短期足が上がれば長期足より上がるに決まっています。
カメ谷
じゃあダマシは?
Yさん
ダマシも何も、長期足を突き抜けるほど下がって、もう一度突き抜けるほど上がっているだけで、突き抜けること自体にはなんの意味もありませんよね。
カメ谷
なるほど・・・。トレードを多く実践しないと私には気づけないかも知れません。
Yさん
僕も勝てないままそれでもずっとトレードをやっていて、ある日ふと気づくんです。こんなシグナル意味ないじゃないかって。
カメ谷
やはり実践は大事なんですね。よくわかりました・・・。それで、最後に重要なものがなんでしたっけ?
勝つために必要なもの3.環境
Yさん
トレードの環境です。
カメ谷
環境というと具体的には・・・
Yさん
この環境というのは本当にあらゆる意味で求めるべきもので・・・
・元手
・ネット環境
・取引ツール
・取引時間
・部屋の快適さ
・マウスの使い勝手
・モニターの大きさ
・意見を交換する相手
・トレードの先生
・食事
・ストレスがないか
というものです。トレードは知力の闘いです。例えるならチェスや将棋のようなものです。チェスや将棋と違うのは、参加者同士がお金を賭け合い奪い合っているという点。大勢で戦うあたり含め、どちらかというとポーカーの方が似ていますね。
ルールはほとんどなく、売るか買うかくらいのものです。どんな手を使っても勝てばいいわけです。インサイダー取引などの法を犯した方が強いという意味でなく、フェアに戦ったとしてもどんな手でも使えるという意味です。
僕のトレード仲間(♂)はツイッターで女性のフリをしてセミプロの個人トレーダーにトレードを習っていました。情報収集の競争において彼の柔軟な手段はとても有効で、成長がとても速かったです。僕のように、質の悪い書籍の邪魔な情報により遠回りしていませんからね(笑)
環境に関しては形から入っても良いと思います。節約=妥協だと思っていますし、環境を妥協するということはFXひいては人生において蜘蛛の糸を掴むような成功のチャンスを逃すかも知れないと思っています。
節約するのはそのほかに割く無駄なお金や時間だと思います。ということで、明日僕も通っているFランクの大学をやめてこようと思います!
カメ谷
ええっ。また突然ですね!
Yさん
父さえ説得できれば僕は専業トレーダーです。カメ谷さん、是非応援していてください!
カメ谷
わかりました(笑)。最後にひとつだけ質問させてください。
Yさんの使われているFX口座はどちらのものですか?
Yさん
アヴァトレードを使っていましたが、この春から
です。
金融庁の10倍レバレッジ規制(※)にムカついたのでレバレッジ1000倍の会社に乗り換えてしまいました(笑)
※確定路線ではありません。
カメ谷
なるほど!(笑)ありがとうございます。
Yさんのお話はとても刺激的で興味深かったです。専業トレーダー頑張って下さい。また是非お話をお聞かせ下さい!
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