IS6FX(アイエスシックスエフエックス)は2016年にサービスを開始した新興ブローカーです。高いレバレッジと高額の口座開設ボーナスが、トレーダー達に注目を集め始めています。
IS6FXはどんなトレーダーに向いている?
- ハイレバレッジでの取引がしたい
- 口座開設ボーナスを利用したい
そんなIS6FXですが、まずはどんなスペックなのか、一覧表をざっとチェックしましょう。
IS6FX ~注目点とスペック~ |
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口座種類 | マイクロ | スタンダード | |
レバレッジ | ~ 1,000倍 | ||
スプレッド | 平均 2.0 pips | 平均 1.6 pips | 手数料 | なし |
ツール | MT4 (Windows, Mac, iOS, android) |
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注文方式 | DD方式 | ||
取引量 | 50通貨~ 10万通貨 |
1,000通貨~ 300万通貨 |
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通貨ペア | 通貨ペア33種 (仮想通貨ペアなし) |
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CFD なし | |||
最低入金 | 100円 | 5,000円 | |
自動売買 | 利用可 | ||
ボーナス | 口座開設ボーナス5,000円 | 口座開設ボーナス5,000円 200%入金ボーナス(初回入金のみ) |
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信頼性 | 金融ライセンス:なし | ||
禁止取引 | スキャルピング 裁定取引 |
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サポート | 日本語OK メール:24時間受付(3営業日以内返信) LINE:平日10時~17時 |
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入金方法 | 銀行送金(海外) クレジットカード bitwallet |
レバレッジは最大1,000倍、LINEのサポートがあったりと、独自色が出ている会社であることはわかります。
筆者の所感として、IS6FXを一言で表すと・・・
「レバレッジ1,000倍で少額を稼ぐ用の口座」です。1,000倍のレバレッジが魅力ですが、DD方式を採用しており、ライセンスが未取得であるといった点から信頼度は低いと言わざるを得ません。
そんなIS6FXの注目点を以下にまとめてみました。
ではまず最初にIS6FXの概要から見ていきましょう。
【気になるIS6FXの特徴や評判を解説】
IS6FXとはどんな会社?
IS6FXは2016年からサービスを開始した比較的新しい海外FX業者です。会社の概要や特徴を表にまとめてみました。
会社名 | IS6FX.Co.Ltd |
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会社住所 | Second Floor, The Quadrant, Manglier Street Victoria, Mahe, Seychelles |
設立 | 2016.12.12 |
レバレッジ | 最大1,000倍 |
取扱通貨 | 33通貨(為替のみ) |
1LOTの単位 | 10万通貨 |
追証 | なし(ゼロカット方式) |
ロスカット | 50% |
日本語サポート | あり(24時間対応) |
入出金方法 | クレジットカード、Bitwallet、銀行送金 |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 1回目は無料、2回目以降は出金額の2% |
取引プラットフォーム | MT4 |
スプレッド(平均) | 1.6pips(ドル円)、1.5pips(ユーロドル) |
IS6FXは拠点をオフショアとして有名なセーシェルに構えています。同じくセーシェルに拠点を構えるFX会社としてはXMがありますね。
取引通貨は為替のみで、商品先物や株式インデックスの取り扱いはありません。通貨ペアも33種類と多くはありませんが、メジャー通貨ペアはもちろん、主要なマイナー通貨ペアも取り扱っているため、通貨ペアの種類で困るという事もないでしょう。
また、ゼロカット方式を採用しているため、為替レートが急騰や急落した際に証拠金以上の損失をだしても、国内FX業者と異なり追証がありません。そのためハイレバレッジでトレードをした場合でも、損失額が限定されるため安心できます。
2019年8月段階で金融ライセンスは未取得
2019年8月現在、IS6FXは金融ライセンスを取得していません。「金融ライセンスを取得している = 信頼度が高い」とは決していえませんが、金融ライセンスの未取得となれば信頼度は低いと言わざるを得ないでしょう。
ライセンスを取得していないという事は、自社ルールのみで営業しているという事です。信託保全はもちろん必須ではありませんが、分別管理も必須ではありません。
IS6FXが倒産した場合、資金を持ち逃げされる可能性もありますので、大金を投じて取引するのは避けましょう。問い合わせはLINEでも可能
IS6FXではLINEとメールでの日本語問い合わせが可能です。
LINEで問い合わせができる海外FX業者は珍しく、スマホで手軽に問い合わせできるメリットは大きいといえます。平日10時から17時までと受付時間は短いのですが、レスポンスが早いため、問い合わせはなるべくLINEを使って行うのがおすすめです。
メールでも問い合わせはもちろんできるのですが、返信まで最大3営業日を要すことから、正直にいっておすすめできません。
IS6FXの入出金方法一覧
IS6FXの入出金方法は以下の通りです。
入金方法 | 入金手数料 | 最低入金額 | 口座反映までの時間 |
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Visa/JCB/Mastercard | 無料 | 5,000円 | 即時 |
海外銀行送金 | 無料 | 10,000円 | 入金確認後即時 |
bitwallet | 無料 | 5,000円 | 即時 |
出金方法 | 出金手数料 | 最低出金額 | 出金までの時間 |
海外銀行送金 | 月1度まで無料 | 5,000円 | 3~5営業日 |
bitwallet | 月1度まで無料 | 5,000円 | 3~5営業日 |
おすすめの入出金方法はbitwallet。入出金ともにbitwalletで一元化でき、手軽さも考えるとbitwallet一択です。
ただし、海外FXは入出金方法がころころと変わりやすいため、入出金方法は常にチェックしておきましょう。
また、注意点として2万円未満の入金の場合は、1回あたり1,500円の入金手数料が発生します。最低入金額は5,000円からとなっていますが、なるべく2万円から入金するようにしましょう。
IS6FXはボーナスが豊富
IS6FXの特徴のひとつとしてボーナスがあります。
2019年8月時点で実施中のボーナスは以下の通り。
IS6FXのボーナス
- 口座開設5,000円ボーナス
- 入金額200%ボーナス(抽選制)
まずは「口座開設5,000円ボーナス」。口座を開設するだけで5,000円のボーナスが付与され、入金せずに則トレードを開始することができます。
本格的に使用していく前に使用感を確かめてみるという使い方ができるため、まずはこのボーナスのみで取引していくのもおすすめです。
次に「入金額200%ボーナス(抽選制)」。スタンダード口座限定のボーナスで、初回入金時に抽選で入金額が2倍になるというボーナスです。
常時入金ボーナスを行っているGEMFOREXとは異なり、IS6FXは初回入金限定という制限があります。また抽選制で当選人数も明かされていないことから、怪しさは拭えないというのが正直な感想。
このボーナス目当てに高額を入金するというのは、あまりおすすめできません。「そういったボーナスがあるんだ」程度で収めておくことをおすすめします。
おすすめ口座はマイクロ口座
IS6FXのおすすめ口座は「マイクロ口座」です。
口座の詳細をもう一度見てみましょう。
口座種類 | マイクロ | スタンダード | |
---|---|---|---|
レバレッジ | ~ 1,000倍 | ||
スプレッド | 平均 2.0 pips | 平均 1.6 pips | 手数料 | なし |
ツール | MT4 (Windows, Mac, iOS, android) |
||
注文方式 | DD方式 | ||
取引量 | 50通貨~ 10万通貨 |
1,000通貨~ 300万通貨 |
|
通貨ペア | 通貨ペア33種 (仮想通貨ペアなし) |
||
CFD なし | |||
最低入金 | 100円 | 5,000円 | |
自動売買 | 利用可 | ||
ボーナス | 口座開設ボーナス5,000円 | 口座開設ボーナス5,000円 200%入金ボーナス(初回入金のみ) |
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信頼性 | 金融ライセンス:なし | ||
禁止取引 | スキャルピング 裁定取引 |
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サポート | 日本語OK メール:24時間受付(3営業日以内返信) LINE:平日10時~17時 |
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入金方法 | 銀行送金(海外) クレジットカード bitwallet |
ちなみに以前は「プロ口座」という低スプレッド口座が提供されていましたが、現在は口座の提供を停止しています。2019年8月現在、プロ口座の口座開設再開の目途はたっていないため、上記の2口座が今後の提供口座タイプとなるでしょう。
マイクロ口座は最低取引数量が少なく設定されているため、スタンダード口座と比べてポジションを多く持てるメリットがあります。
スプレッドは若干広めに設定されていますが、誤差程度の設定のためトレードに使用は出ないでしょう。そもそもスキャルピングが認められておらず、デイトレードやスイングトレードでしか取引が行えないことを考えれば、なおさらスプレッドの差は考える必要はありません。
そういった理由からデイトレード、スイングトレードでコツコツと少ない資金で取引することがIS6FXで勝つための秘訣といえます。
IS6FXの通貨ペア一覧
IS6FXは33種類の通貨ペアが取引可能で、CFDや仮想通貨の取引はありません。
取引できる通貨ペアの一覧は以下のとおりです。
通貨ペア | 通貨ペア名 | 平均スプレッド(pips) マイクロ口座 |
平均スプレッド(pips) スタンダード口座 |
---|---|---|---|
AUD/CAD | 豪ドル/カナダドル | 4.7 | 3.8 |
AUD/CHF | 豪ドル/スイスフラン | 4.4 | 3.5 |
AUD/JPY | 豪ドル/日本円 | 3.7 | 2.9 |
AUD/NZD | 豪ドル/NZドル | 4.3 | 3.4 |
AUD/USD | 豪ドル/米ドル | 2.5 | 2 |
CAD/JPY | カナダドル/日本円 | 3.8 | 3 |
CHF/JPY | スイスフラン/日本円 | 3.6 | 2.9 |
EUR/AUD | ユーロ/豪ドル | 4.3 | 3.4 |
EUR/CAD | ユーロ/カナダドル | 4.6 | 3.7 |
EUR/CHF | ユーロ/スイスフラン | 3.2 | 2.5 |
EUR/GBP | ユーロ/英ポンド | 2.5 | 2 |
EUR/JPY | ユーロ/日本円 | 2.9 | 2.3 |
EUR/NZD | ユーロ/NZドル | 6.8 | 5.5 |
EUR/USD | ユーロ/米ドル | 1.9 | 1.5 |
EUR/ZAR | ユーロ/南アフリカランド | 190 | 185 |
GBP/AUD | 英ポンド/豪ドル | 6.1 | 4.8 |
GBP/CAD | 英ポンド/カナダドル | 6.4 | 5.1 |
GBP/CHF | 英ポンド/スイスフラン | 5.1 | 4.4 |
GBP/JPY | 英ポンド/日本円 | 3.9 | 3.1 |
GBP/NZD | 英ポンド/NZドル | 9.2 | 7.6 |
GBP/USD | 英ポンド/米ドル | 3.1 | 2.4 |
NZD/JPY | NZドル/日本円 | 3.9 | 3.1 |
NZD/USD | NZドル/米ドル | 3.4 | 2.7 |
USD/CAD | 米ドル/カナダドル | 2.7 | 2.1 |
USD/CHF | 米ドル/スイスフラン | 2.9 | 2.3 |
USD/CNH | 米ドル/人民元 | 25.5 | 21 |
USD/HKD | 米ドル/香港ドル | 18.5 | 15 |
USD/JPY | 米ドル/日本円 | 2 | 1.6 |
USD/MXN | 米ドル/メキシコペソ | 60 | 55 |
USD/SGD | 米ドル/シンガポールドル | 5.6 | 4.5 |
USD/TRY | 米ドル/トルコリラ | 20.4 | 18.9 |
USD/ZAR | 米ドル/南アフリカランド | 85 | 80 |
ZAR/JPY | 南アフリカランド/日本円 | 3.3 | 2.8 |
IS6FXのまとめ
この記事ではIS6FXの評判や、口座の特徴についてお伝えしてきました。
おさらいとして、これまでの内容を簡単にまとめると以下のようになります。
この記事のまとめ
- IS6FXは2016年にサービスを開始した新興ブローカー
- ライセンスは未取得で信頼度は低い
- 5000円の口座開設ボーナスが常時実施
- 口座タイプは2019年8月時点でマイクロ・スタンダードの2種類
- 通貨ペアは33種類で、CFDや仮想通貨の取扱いは無し
文中でお伝えしてきましたが、IS6FXの信頼度や取引の透明度は決して高くありません。
運営歴もまだ浅いため、多額の入金をしてメイン口座として運用していくというのは現状控えるようにした方が良いでしょう。
ただし、口座スペックは悪いとは言えないため、今後運営年数を重ねて信頼度が増していけば利用価値が増していくといえます。そのため、今後ともに要チェックすべき口座といえるでしょう。